この美術館について

青い海を前にしたとき、緑の樹々につつまれたとき、やさしい気持ちになります。
体中の細胞がほっとため息をつき、自分がいる場所が夢の世界と変わっていきます。
僕の作品やそれを取り巻く世界も、海や樹々の様に誰かの気持ちをなでるような存在であったらいいなあ。
学が造形を、衣絵が撮影をという創作スタイルは、そんな思いから発展したものです。
作品と景色。撮影現場にあっては、しあわせに頬がゆるみます。そんな気持ちのいい世界を、皆さんにも感じてほしい。そんないごこちのいい場所を作りたい。インターネットという空間で、この夢を少しでも広げることができるのではと思い、この空想美術館をつくりました。コンピュータの画面では二次元的にしか表現できませんが、皆さんの心をくすぐる風になれたら、うれしいかぎりです。

神岡学

想像全体図

フォトローグの庭 粘土の人の海 意志ころの小道 流木の人の森 灯人の丘 木古木工庵